「材料費高騰とたたかうバイヤーの集い」で得たモノ 1
先週の土曜日に「材料費高騰と戦うバイヤーの集い」を開催した。
12名のトップバイヤーが語った「材料費高騰」との奮戦記。主催しておいてなんだが、この私に一番得るものが多かった気がしている。この場を借りて、わざわざ土曜日に御参加頂いた皆様に御礼申し上げたいと思います。本当に有難うございます。
そして私が印象的だった内容を三回に分けてお伝えする。第一回は「材料費高騰局面だからこそ問われる普段」である。
今回の集いは、参加する皆さんに事前にこのような資料の作成を御願いした。
(1)各自A4 1枚程度で以下の様な内容について、サマリーを御願いします。 ① 私はこんな値上げに取り組んでいる(品目、製品等) ② 私はこんな風に値上げを要求されている ③ 私はこんな風に値上げ要求をのまざるを得なかった(負けた) ④ 私はこんな風に値上げ要求に打ち勝った(戦っている) ⑤ 私の値上げ対応はこうだ! →上記内容以外にも、材料費高騰に関して思うところを書いてください。
そして感じたことの最初である「材料費高騰局面だからこそ問われる普段」とは、置かれた環境に左右されずに、やるべき事をやる事、有るべき姿を追い求めることを普段からやっているかどうかが重要だということである。
今回の集いで再認識した点が一つ。材料費高騰への対応に王道は無いということ。バイヤーがサプライヤーと確実なコミュニケーションを行って、得られた情報から、都度的確な状況判断を行い、意志決定をする。これ以外に無い。こんな状況だからって急にやろうと思ってもできない。普段から、材料費が低く抑えられていた時期からやっていたかどうかが、この逆風下でのバイヤーの優劣を決めるとも言える。
わざわざ土曜日に集まって頂いている、意識の高いバイヤーが集まったといえるだろう。そして皆さんのお話を聞いてみても常軌を逸するような、意表を突くトリッキーな対応をしているバイヤーは非常に少なかった。そう、異常な材料費高騰といっても、そんな局面を大きく打開するような奇策は無いわけだ。で、あれば、普段やっていることを淡々と積み重ねるしかない。
起死回生の打開策を期待したわけではない。しかし、王道はないとの結果は、バイヤーにとって厳しい。バイヤーの仕事がモロに問われる状況だからだ。そんなことを再認識させて貰えただけで、私にはとっても有意義な集いとなったのである。
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