ガソリン価格を考えるバイヤー
「赤字覚悟の消耗戦」
暫定税率の撤廃による影響で、ガソリン小売価格が下がった事を伝える新聞記事の見出しだ。しかし、本当か嘘か?かなり怪しい。現時点では判断できないからである。
「暫定税率が撤廃されてもすぐに価格は下がりません。なぜなら、精油所出荷時点での課税であり…」こんな報道が行われた3月下旬、そっかぁ~と思って、どのタイミングで給油するか?なんて事をちょっと考えた。足りなくなったら、少しずつ給油か?なんて思って。
4/1になってみれば、最寄りのガソリンスタンドは軒並み税金分と思われる値下げを行っていた。ギリギリを狙っていた私は早速給油。でも、よくよく考えると、本当に「赤字覚悟の消耗戦」なのか?
価格を下げたガソリンスタンドは、日次決算すれば前日対比で16%程損益が悪化する(¥155→¥130と仮定)。しかし暫定税率が復活したときの対応を見てみなければ、この損益悪化が固定するかどうかは不明だ。「在庫分は、旧価格にて販売します!」であれば、新聞の見出し通りかも…言える。でも、だからといってガソリンスタンドの在庫量なんて消費者にはわからない。暫定税率無しの時に仕入れた在庫の販売価格をコントロールすることで、一時的に逸失した利益を取り返す事は可能だ。私が読んでいる新聞では、4/1の売上が、平均販売量の3倍を記録した店を紹介していた。ってことは、最低三日くらいの在庫は持っているわけだ。そんなことを頭に置いて、「暫定税率復活」のタイミングで、どんな対応を見せるか?が「赤字覚悟」が、本当の覚悟か、見せかけの覚悟か?が分かると思うのだ。
でも良いなぁ~仕入れ価格を販売価格に転嫁できる業界は。減額転嫁を数日早めただけで、大手新聞社が「赤字覚悟の消耗戦」なんてエールを送ってくれるんだから。今、日本の製造業がどれほどの消耗戦を行っているか知っているのだろうか?その状況に打ち勝つべく、あらゆる努力をしていることを…。
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コメント
三木谷さん、コメントありがとうございます。
今回のガソリンの問題は???と思うところが多いですよね。もう一回くらいこのネタで書こうかと思っているので、又コメント頂けると嬉しいです。よろしく御願いします!
投稿 りょうま | 2008年4月 5日 (土曜日) 14:17
ガソリン税は実に不可解ですね。
暫定税率の復活については、実は裏があります。
単純復活でなく、税率をコントロールします。
揮発油税と地方道路税の比率を変えます。
いわゆる一般財源化という主旨です。
また、メディアの報道にも少し疑問を感じました。
そもそも税金は、小売りが販売時に徴収する訳で、仕入れ価格に連動すると言い分は通るのでしょうか?
もし、元売りまで連鎖していたにせよ、仕入れ価格と言うのは本体で話すべきだと思いますが・・・
見積書には普通こう書きますよね。
「消費税等は別途申し受けます。」
投稿 三木谷 | 2008年4月 5日 (土曜日) 09:02