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生産技術担当者の政治家化

先日開催された購買ネットワーク会のケーススタディのケースの内容で、調達する設備に関する自社のノウハウが無い・・・的な内容が有った。私の勤務する会社で言えば、生産技術の問題・・・うんうんその通りと頷きたくなる内容。しかし正直意外だったのが、参加した皆さんも生産技術部門にノウハウがない!点に関してはそれ程問題視する様子も無く議事が進行・・・これって私の勤務する会社だけの話ではないのか?

私が2月位からやっている中国からの板金部品の調達について、最近関連部署より「対象サプライヤーの生産技術指導への関与はちゃんとセイギを噛ませてやるんだろうな???」といった発言が多くなった。この発言には少し困っている。

正直「じゃぁ、誰なの?その責務を果たせる適任者は???」って所である。私の担当している製品は比較的歴史の浅い製品で、その辺は基本的にサプライヤーのノウハウにおんぶにだっこ・・・100%依存して成り立っている製品なのである。従い、社内に精算技術面での指導・・・そんな適任者がいるはずもなく、正論ではあっても困っているのである。

それではこれまでの活動はどのように行っていたか?一応数十年もの作りを行っている訳なので、全くノウハウが無いわけではない。かつて私が営業をやっていた頃に、一緒に中国を回ってくれたたたき上げの先輩がいる。今は社内のサービス部門に所属しているが、その人にインフォーマルな頼み方をしてなんとか繋いできたのが実態である。しかしそんな状態は長くは続かないわけで・・・。

でも購買ネットワーク会での発言を聞いていると、こんな問題は別に私の勤務する会社に限った話でなく一般的な話のようである。みなさんどうしているんでしょう・・・なんか巷では「スマイルカーブ現象」なんてものも囁かれており、私の勤務する会社とまさにダブるんです・・・。製造メーカーで生産技術的なノウハウの欠如って致命的と思うのですか。私のよく知る生産技術出身の結構な年長者は、新入社員や異動者が来ると現場を連れ歩いて「この設備は俺が入れた」なんて吹聴しているらしい。これって、政治家と一緒なんだよな~いったいどうした良いのか?

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コメント

こんにちは。
私が思うに、「稼ぐ」ことに主眼をおいている人、組織、会社は「健全性」や「若さ」を保てるが、「責任論」に重きをおく人々にはこのテーマのような悪しき状況が生まれるのではないかと常々考えます。
生産技術の例でいけば、「それは設計が決める(決めた)事」とか、「サプライヤーと、窓口の資材の責任だ」などという輩ですね。
なんとなく”人間力の低下”という社会現象なのかなとも思います。

投稿 シゲ | 2006年5月23日 (火曜日) 00:50

このケースの元になった事実は若干違うのですが、私の会社でも生産技術の問題は深刻で、今回のケースのように調べたらノウハウはサプライヤーにしか蓄積されていない、というのは日常茶飯事です。

そうすると特命での購買案件が多くなり、その結果ますますノウハウの蓄積がなくなるという悪循環に陥ってしまいます。

ケースの元になった事実の場合、購買担当者(私ではありません)が毅然として対応し、生産技術担当者に詳細仕様を決定させたため、この悪循環を断ち切ることができました。

しかし、この購買担当者が「政治的な」力を持っていたために、それができたという事実もあり、この事実をどう評価していいのか、自分でも決めかねています。

投稿 継之助 | 2006年5月22日 (月曜日) 23:25

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